はじめに


はじめに

このページでは行動活性化のマニュアルの一つである、"Ten Year Revision of the Brief Behavioral Activation Treatment for Depression: Revised Treatment Manual"(BATD-R, Lejuez et al., 2011) の日本語版を掲載しています。マニュアル概要は[こちら]

行動活性化とは、クライエントの自発的な行動の頻度とレパートリーを増大させ,それらの行動が生活の中で強化を受ける経験を増やすことを目的しています(Martell et al., 2001)。

行動活性化は、うつ病に対して強力で、効果的な介入法であることが指摘されています(ドライデン 編 , 2009)。

その他には、

  • 再発予防効果(Dodson et al.,2015)
  • 健康増進効果の可能性(Mazzucchelli et al.,2009)
    また、多領域での活用も期待されています。
  • 学校における実践(Chu et al.,2015)
  • 老人ホームにおける実践(Meeks,2015)
  • ※行動活性化一般の有効性であり、全ての知見が本プログラムによって示されているわけではありません。



    マニュアルの使用に当たっての注意

  • このマニュアルは、アメリカ心理学会 12部会の公式Webサイトに掲載されているTen Year Revision of the Brief Behavioral Activation Treatment for Depression: Revised Treatment Manual (Lejuez et al., 2011) の第一著者であるDr. Carl Lejuezの許諾を得て日本語に翻訳したものです。
  • 学術、臨床、研究目的での使用は自由ですが、内容の改変は出来ません。
  • 上記目的の使用に当たっては、日本語版の開発者に許可をとる必要はありません。
  • 日本語版のマニュアルを用いた効果研究は未実施であることに留意してください。
  • 本マニュアルを使用したことにより生じた問題の責任は取りかねます。
  • また、許可なく商業活動において使用することは禁じます。
  • 本マニュアルを使用したり、内容を引用する場合には、引用元https://osf.io/685tj/を必ず明記してください。

  • マニュアル翻訳協力者
    1. 高階 光梨 (関西学院大学)
    2. 佐藤 寛 (関西学院大学)
    3. 青木 俊太郎 (福島県立医科大学)
    4. 土井 理美 (東京医科歯科大学)


  • このウェブサイトは日本心理学会「新型コロナウイルス感染拡大に関連した実践活動及び研究」の助成を受けた活動「遠隔心理学のエビデンス共有によるこころのケア従事者の支援」の成果の一部です。